輸出入通関とはその申告内容が正確に申告されているのかを審査し、必要な場合には、貨物検査を行っています。 貨物によっては、食品衛生法、植物防疫法、家畜伝染病予防法など、関税法以外にも関連法律に適した手続きが必要なケースもあります。 貨物検査は、外観検査以外にも最新機器(レントゲン検査装置、分析装置)を使った検査もあります。 税関の検査は、麻薬や覚醒剤、拳銃など(いわゆる、社会に害をなす品物)が国内に流れ込むことを阻止する役割をしています。 これは国民の安全を守るため、また安心な暮らしを守るために欠かせません。 輸入の許可は、原則的に品物によって決まった税金(関税、消費税など)を支払い、その証明書類を確認してから許可が下ります。
日本から外国へ貨物を送りたい場合、必ず保税地域に搬入し、輸出準備が出来た貨物に対し、保税地域で搬入確認を取り、 保税地域管轄の税関へ輸出申告をする事が必要となります。 ここで言う輸出準備というのは、貨物の数量・重量・荷姿等の確定、船・航空機の予約の確定、書類(インボイス・パッキングリスト・B/L・他法令の証明書)等の準備を指します。